ガーデンアート大場

二科展特選彫刻家 大場敏弘が送る日々の想い

〜風のつかい〜
−大場敏弘 大理石彫刻展−

会期 9月20日(木)〜9月25日(火)AM10:00〜PM5:00
(最終日は午前のみ)
会場 かんてんパパホール
TEL0265-78-5107
   伊那市西春近5074
特別企画
9月20日(木) 23日(日)の両日PM1:30より、同会場でエレナ冨岡さんによるアルパの生演奏を予定しています。
二回おごられました。

夕べある友人とある飲み屋さんで飲みました。

 さて、お会計の段になり彼は

「前、君におごってもらったから今日はいいよ」

 と言いました。さて、どうだったか?記憶にないが…まあよかろうということでおごられることにしました。

 しかしどう考えてもおごった覚えはないのです。ただ思い当たる節はあります。記憶の整理ができないまま、まさかこんな状況ではなかったか?と気にはしつつ放置していた部分です。

 少し前になりますが、その友人と焼肉やで一杯やった時のことです。

友人:「今日は俺がおごるよ」
 私:「冗談じゃない、割り勘でいいよ、ほれ」

 私は彼に1万円預けました。そして私はトイレ、彼は勘定場に。

友人:「合わせて9000円で足りたから、はい1万円」
 私:「いいよ!9000円かい?じゃ1000円返すよ 後はいいから」 
友人:「ワルイナ 次は僕が持つよ」

・・・その時、ちんぷんかんぷんに嵌まってゆく自分がいました。彼もそうだったと想像できます。でもこれ…使えるかもしれない


「         」!

ずばり、視点です。

 メガネを変えたわけではありませんし、ヌードグラビアの注目点を変えたわけでもありません。今までの習慣的意識に背いて裏から物事を観察しています。



 いえ、だから…覗きじゃなく、かといって分解でもないんです。

 あなたを異性として観ること、

 私を隣人と置き換えること、

 嫌いだったことを好きだったと置き換えることです。

 そりゃ人間ですから、完全に置き換えるなんてことは不可能です。だけど、試みるだけで見えるもの感じるものが著しく変ってくるのは事実です。

 例えばですが、自分を隣のおばあさんに変えてみました。そこで見たものは、

なんと!

 今まで感じたことも無い自分の粗忽さでした。

ひとつ・玄関を荒々しく開け、表に出たとたん天に吠えるようなくしゃみを連発する。

ふたつ・桜が咲いたとか花粉が飛び回っているとか、ほんのちょっと時候のご挨拶ぐらいすればいいのに、つくり笑いを一瞬浮かべただけでそそくさと立ち去ってゆく。

みっつ・家の周りは全部我テリトリーとばかり、人目はばからず立ちションをする…


馬鹿にしおって、わしだって女だぞえ…


と彼女がつぶやいていた。
ドクターといっても医者ではありません、パソコンの先生です。

 私はパソコン歴7年の中堅・無能・窓際ベテランで、今までも色々な方々にお世話になってきました。しかるに寒さんほど素人たる私をけっして馬鹿にせず、また恐れず、申し訳ないほど懇切丁寧に指導してくれる方は他にいません。たぶん、とてつもなく深い知識が身についているのでしょう。ありていに言えば、ほんものです。

 それにひかえ中途半端な知識しかない自称パソコン通は、些細なことを馬鹿にし、己が無知を恐れ、あげくに「時代に付いていきたかったらもっと自分で学習しなさい…私に付いて来なさい」と保身に明け暮れます。

 これは高慢な料理人に食い方までうんぬんされているようなものです。私たち素人は、日々必要に応じて料理をし、また美味を味わうためお店に赴きます。それは生活の一部であり、又趣向ではありますが、とことん到達しなくてはならないものじゃないということです。

 プロの度合いが高い職人ほどその辺をよーく心得ているものです。私が安心して寒さんこと、寒鰤庵氏に頼れるのはそこらへんです。紹介して欲しい方はこっそり私にお申し付けください。こっそり紹介いたします。彼はとてもシャイですから。
ノリタケショップの秋やん。

この方はその昔、ある友人を介し知り合った友人です。
三言で紹介すると

「律儀」

「純真」

「丸出し」

陶磁器の説明は律儀、

売り方は純真、

なれてきて世間話や酒宴の段になると基本的人格丸出し、

こんな具合です。

身の丈5.3尺ほどでしょうか、キュートな額と口元が50年ほど前に流行った、ほれ、あのセルロイドのマスコットキャラを彷彿させます。いづれにせよ付き合って楽しい方です。秋やんは私に商品を売ろうとした事は一度もありません。そのかわり一生懸命説明してくれます。

まるで売ることを忘れたオタクみたいですが、それでも周囲の状況監視を怠ることはありません。“あの人は興味が無い、この人は自分に似合わない物を欲しがっている、そちらの人はトイレにいきたいようだ”と、まあこんな具合です。

どうでしょうか?どうせ良いものを買うのなら昨日覚えたマニュアルを口から泡を飛ばしてまくし立てるカッコいい若造より、こんな味わいあるどこかトボケタおじさんのほうが、私は素直にいいと思います。

何人かいる中で一人紹介します。

もちろん

‘立派な方ですなー’とか、

‘陰でお慕い申し上げています’とか、

 伝説の域に達し実際に覗ったこともお声も聞いたこともない方々ではなく、もう今にも生活臭が漂ってくるような生々しい方です。そうでなくちゃあ尊敬などできません。

 だってそうでしょう、

 いくら偉い人だといっても尊敬したところで、歴史的人物は私にとって実在したわけではありません。人に語り継がれ、本で知り、写真や想像画で見ただけです。これらは漫画のキャラとか教祖の唱える幻覚をひたすらオタクする、バーチャル尊敬でしかないような気がするからです。


(そんなに偉そうなこと言って…もったいぶらずに早くいえ!)

と聞こえてきます。分かりました、今直ちに白状します。その人は小沢昭一様です。

その理由は・・・


えーその理由は、



なんですか?もう聞きたくないって?




   承知しました。もう止めます。
 これは単純明快、変装です。といっても女装ではありません。女装もいいですがそんな格好でうろうろしていて、万が一事故にでも遭遇したらもう取り返しのつかない恥をかくことになります。

 本気を出せる変装としては、具体的にこういった手順です。

まず、ほっぺたの中に詰め物をして顔をふくらませます。

ついでに鼻の穴にも詰め物をして獅子鼻を造作します。

次に目を吊り上げるべく、こめかみより少し上の頭髪の中で、小さなクリップを使い皮膚をつまみ上げます。言うまでもなく髪の毛はクリップを隠すためカツラとしましょう。

さて目鼻ときたら口元も忘れずに工作します。唇に大量の糊を付け変形させ、歯は…そうですね一本ぐらい石で叩き折るかお歯黒を入れましょう。

 そこまでできればほぼ完成、後は着たこともない衣類をまとい腰をかがめて歩いていれば、子供だって女房だって絶対気付きません。そうそう、石灰を吸って喉を枯らすことも忘れてはいけません。どうですか皆さん、やってみたくなったでしょう。

 僕はもううずうずしてきました・・・え?じゃーやってみろって。冗談じゃない!こんな馬鹿げたこと本気ださなくちゃできませんよ・・・・皆様くれぐれも真似しないように。
手ぬぐいです。

 バスタオルやバンダナやハンカチ王子ではダメです。

 しかもしゃれたものではなく、村山商店とか小泉商工会とか細川村政50周年記念とか、とてもファッションから縁遠い地味でごつく雑巾にしてしまいたいような代物が好きです。

 ともあれ手ぬぐいの効能について少し触れておきましょう。手ぬぐいはタオル地と違いガサ張ませんし、ハンカチと違い相応の面積もあります。又しゃれたバンダナように窮屈ったく気取る必要もありません。

機能面では、
1.通常、首に巻くことにより冷えを防ぐ。
2.暑いときは汗をぬぐえて頭に被れば日除けにもなる。
3.トイレその後に、手拭。
4.レストランで水をこぼしたとき、雑巾。
5.怪我をしたとき、裂いて包帯。
6.突如鼻炎発作が襲ったとき、これまた裂いて半分を鼻かみ用、半分を代用マスク用。
7.最後にラッキー7と思いたいところですがこれだけは使用に躊躇します。意外な所に無いのがこれ、大きな用を足した後の処置用です。いえ、私だって使いたくありませんよ、誤解しないでください。でもいよいよとなったら皆さん・・どうなさいます?・・私だって使いたくありません。

 7年前、パソコンを知り合いから5000円で買いました。でもこれは高かった。

 皆さんどう思われます?・・え!5000円って安いって?

 いえいえ、その通りです。なるほど、一応ウインドウズMeとプリンターまでそろっていました、がその後がいけません。

 せっかくパソコンがあるのならばインターネットにつなげよう。インターネットにつないだらホームページも作りたい。やり方わからないから専門書を買う。買っても意味がわからないからカウンセラーを呼ばなくちゃ。そこそこ分かって調子に乗って、変なサイトに色気を出したら悪いやつらに嵌められた。カウンセラーを呼ぼう。いかがわしいものに手を出さないほうが良いとデジカメ買って遊び始めた。プリントしても色が悪い。プリンターを変えよう。どんどん使っていたらインクの野郎、陸の河童がビールを飲むほど減っていく。買いに行ったらめちゃめちゃ高い(これについてはここが安いので紹介しておきます。)。さてさて、5000円は安いと思い切って買ってはみたが、かさんだ額は○×▽万円。今にして思えば・・・高い買い物でした。
 3,4歳の子供に何歳まで生きたい?と問えば、きっと「100さーい」と無邪気な声で返るでしょう。

 ティーンエンジャーに問えば、「年取りたくなーい」と憎たらしい返事をするでしょう。

 結婚適齢期の若者は「それどころではないですよ、私たちもうダメかもしれない」なんてさびしい答えが聞こえそうです。

 家族真っ盛りの人たちは「そうね、子供が独り立ちするまで…60までは頑張りたいわ」と現実の真っ盛りです。

 家族がバラケ初めて年金の心配する年頃となると、こりゃもういけません「もういいぜ、終わった、うん終わった」と、すでに死に体です。

 さてさて、じいさんばあさん「へん、わしゃー100歳でも200歳でも生きてやる。てめーらに追い越されるまで生きてやる」って・・・追い越しませんよ!